高校で教えてほしいデザインの定義
デザインはいわゆる「デザイナー」が考えることだと思っていませんでしたか?
ボクはそう思っていました。自分の人生には関係ないことだーって。 ところが社会人になり、資料/企画書/クリエイティブ制作など多くのシーンで「デザイン」が...
もはや逃げ道なし。「高校で教えてくれれば」などとまぁ不満を抱いてもしょうがないので、デザインの定義について考えてみました。
デザインってなに?
デザインは誰かのための「問題解決」です。
またデザインは必ず「ユーザー(相手)を起点に」考えます。
アートとは違うの?
「デザイン≠アート」です。
アートは自己表現であり、自己の感情・思考を起点に考えます。
いいデザインって?
いいデザインは「目的を達成」していて「具体的に説明」することができます。
目的ってどんなの?
ビジネスの狙いそのもので、「定量」「定性」の側面をもっています。
1)定量的目的
(例) 効率性向上、コミュニケーション速度を上げる、CVR向上、回遊率を高める
2)定性的目的
(例) 正しく理解できる、ブランドイメージを感じてもらう、心地良い体験ができる
どうやったら目的を達成できるの?
2つの観点でサービス/プロダクトの改善をひたすら積み重ねることで、目的が達成できます。
1.ユーザーにとって機能的であるか
1.1. 見やすい、読む気になる
1.2. (なにを伝えているのか/するべきか)分かりやすい
1.3. (スムーズで)操作しやすい
1.4. 操作に対するフィードバックがある
2.狙い通りの感情をユーザーが抱くか
2.1. にぎやかだ、あったかい、クールだ、かわいい
2.2. 安心できる、信頼できる
2.3. ワクワクする、気持ちいい
次回以降は事例をつかって具体的に考察していきます。
ogamo