デザインセンスは才能ではなく、努力で身につく
過去4回にわたり、よいデザインの原則「近接」「整列」「反復」「コントラスト」をご紹介してきました。 これらの原則は何を目的としていたか、覚えていますか? まとめるとこんな感じです↓↓
- 情報を一体化、組織化する(近接/整列)
- 一貫性をもたせる(反復)
- 面白みをつくる(反復/コントラスト)
デザインの構造的特徴=「原則」
お伝えしてきた内容はすべて「デザインの構造的特徴(=原則)」のことです。 おっと?なにかが足りないような...
デザインの表現手段=「要素」
原則は「デザインを表現する手段(=要素)」をどう組み立てるか?という観点でのお話でした。 ちなみにこのブログでは「要素」についてまだ触れていません。 デザインの原則と要素はすべてのビジュアルデザインの基礎であり、そしてすべてのデザインは1つ以上の要素と原則を用いてアレンジされています。
デザインセンスは努力で身につく
デザインセンスとは、これらの「要素と原則」の組み合わせが上手であること。 また「組み合わせ」の引き出しが多く、効果的に問題解決に活用できることを指すと考えています。 これらは努力で身につけることができそうですね。「要素と原則」への理解を深めて、世の中のプロダクト/サービスを眺めて批評するプロセスをひたすら積むことが大切です。 次回はデザインの「要素」について考えていきます。 ogamo:)